冬の星空

街から少し離れるだけで

明かりひとつない山をたどり見上げる夜空には

言葉にできない数の星たちがいる

小さく輪になったり

誇らしく輝いたり

どんなに寒くても見ていたいと思うほどの

美しい星たちがいる

何千年の昔の人も この星空に感動したから

すべての星に名前をつけたのだろうな

僕は星座をひとつかふたつしか知らないけれど

この冬の星空に立ち止まることはできる

胸をあつくすることができる

そしていつかどこかでこの星空を見上げたことがある人たちと

繋がることができた気がしてる

何千年後にこの星空を見上げるだろう人たちとも…