消えゆく月明かりに

公園のブランコでは

寂しさと寒さを隠して

孤独が揺れ、風が吹く

 

枯れた枝ばかりの木

月明かりに細い影となり

とおいそらには 灰色雲がいる

 

誰に知られることもなく

存在する意味は

無に等しいと感じるときにも、

永遠が何処かにあると

探し続けることは

愚かなことと感じるときも、

生きていることが救ってくれる

君との出会いを奇跡とは思える

 

いつまでも そばにいて欲しい

この想い ただ夜空に響くよ

消えゆく月明かりにとどくまで…