Ａ ＳＨＯＯＴＩＮＧ ＳＴＡＲ

天使の翼から

一枚の羽が堕ちる

舞い降りながら

完璧な円を描いて

 

君の頭上で 廻る

白い羽は

夢と現実を繋ぐ

透明色の鍵となり

閉ざされかけた

勇気や優しさを

取り戻させる

 

両手を広げ

光だけ 瞳に映し

羽ばたけばいい

 

すべては 白く輝く

信じる心の中から

 

君の涙は

空気に溶けた 君の涙は

冷たい夜が やってきたとき

真っ白な雪となり

還ってくる

人々に

幸せを感じさせて

笑顔を

瞬間から 永遠へと刻みこみ

心は深く 澄んでいく

 

遥か遠い天から

一粒の雨が堕ちる

舞い降りながら

完璧な結晶を築いて

君の頭上で 廻る

雨の弓は

心と心を繋ぐ

透明色の糸となり

忘れかけてた

温もりやときめきを

取り戻させる

両手を広げ

白さだけ 心にまとい

飛びたてばいい

すべては 光り輝く

恋する心の中から

君の笑顔は

心に残る 君の笑顔は

寂しい夜が やってきたとき

真っ直ぐな道となり

還ってくる

暗闇に

孤独だけ忘れさせて

時間を

瞬間から 永遠へと刻みこみ

心は深く 澄んでいく

哀しみも やがては

未来へとつづく 遥かなる道

白い光と照らしてくれる

今こそ その光へ

両手を広げて羽ばたけばいい

 

雲の切れ間から

一筋の光がさす

かがやきながら

黄金の埃を散らして

君の頭上で 廻る

光の子は

愛と憎しみに架かる

七色の橋となり

無くしかけてた

希望や微笑みを

取り戻させる

両手を広げ

命だけ その身に携え

旅立てばいい

すべては 偽りのない

心の生まれた場所から

人の心は

無から生まれた 人の心は

命の果てが やってきたとき

真っ白な魂となり

還ってゆく

一瞬に

思い出を走り抜けて

奇跡を

瞬間から 永遠へと刻みこみ

心は深く 澄んでいく

天使の翼から

一枚の羽が堕ちる

心と命の 存在の証に

最後の贈物

a shooting star