止めどなく零れ落ちる涙より

星より大きく涙は生まれ

僕より儚く心に埋もれ

音もなく

溶けて行く

 

もぅ 水面に震えなく

 

夢の絨毯

消し止めたいのは未来の不安

音もなく

負けて行く

 

やぁ 空に震えなく

ねぇ 気ままに風 頬を冷やしてく

 

細すぎるのは 手と手

いらないんなら もういいよ

捨てて

蜘蛛の巣は 虹が影みたい

通せんぼなら 夢を見ていたい

のに なのに

 

あぁ 待ちぼうけは いい? ヤダ

こぅ いい日々は どう まだ?

遠いい? 寂しい?

 

手、手も届かないような

目、目もかじかむような

高さも 寒さも

ほんとは とっても

嫌いじゃない それでも

 

 

 

 

純な矛盾も星になり

零れ落ちる涙より

止めどなく零れ落ちる涙より

青春はどことなく遠くなり

哀しくない?優しくない?

 

無垢とは雲みたく白く

風に流され形を変えてく

僕とは無関係に赤く

すべての人々のごとく遠く

夕暮れはいつも

夜明けにはとても

 

 

 

蒼い水たまり

揺れる水鏡

空を見ている