君の目が見てる

どうしてそんなに

君は僕を じっと

見ていてくれるのかって

ふっと 不思議に思ったけど

君の目が見てる

僕もいつも じっと 見てしまう

 

どうしてそんなに

君は僕に ずっと

話したがってるのかって

時々面倒臭く思ったけど

君の目が見てる

僕も なんだかんだ 話し出す

 

傷は癒えたりしないけど

好きだって言いたくなって…

君の目は見てる

僕には見えない僕を きっと

僕では見えない僕を きっと

 

 

電話で大喧嘩しながら

君の目を見たい見たいって

少し悔しい夜があった

長い長い沈黙が終わってから

それを静かに伝えたら

体が ちょっと ぬくかった

君がそう言うか言わないうちに

僕も涙が 少し 零れた

 

哀しくないけど哀しい気持ち

僕が きっと 君を見たい

僕が きっと 君に話したい

僕が君を好き

 

今の気持ちはそんなところだよ

遠くの思い出みたいにきらきらなのに

遠くの思い出じゃないから

きっと そうだよ

僕は君を好き

 

 

会話で大笑いしながら

これこそが今だ今だって

少し空しい夜があった

でも、短い短い歌が終わってから

それを 好きだ と感じても

未来は ちょっと 遠かった

君がまた笑うか笑わないうちに

僕も笑いが込み上げて来た

 

涙が出るほど楽しい気持ち

君も そっと 僕といたい

君も そっと 僕に近づいた

君も僕を好き

 

今の気持ちはこんなところだよ

遠くの雨雲見たって全然平気

近くがまだ晴れてるから

そうじゃなくって

もっと 向こうを見れるんだ

 

 

傷は癒えたりしなくても

好きだって言いたくなって…

君の目が見てる

雨雲の後に来るものを

僕の中にも

 

君の目が見てる

僕は ただ 見つめて

また なんだかんだ 話し出す

肝心なこと 言葉で言えず

 

なんだかんだ と話し出す

なんだかんだ を話し出す