神様の花

まっかにはらしてどうしたの

いたいのいたいのとんでけぇ

 

おてての砂をはらったげるよ

おひざにバンソコはってあげるよ

 

ねぇ 来てごらん

さぁ 僕の手を 握ってごらん

 

まっかにはらしたおめめは夕日

もうすぐ今日もおしまいだ

 

おててに羽根をつけてあげるよ

おひざを伸ばして飛んでごらん

 

ねぇ 来てごらん

さぁ 僕の手を 放してごらん

 

ねぇ 見てごらん

そぉ 君の涙は 神様の花

 

ねぇ咲かせてる

君のこころに 未来のために

 

まっかにはらしてどうしたの

いたいのいたいのとんでけぇ

 

明日の朝に笑ってみてよ

おひざのバンソコぴっとはがして

チクチクしたり

小さな傷は しょうがないけど

 

ねぇ 見てごらん

そぉ 君の笑顔は 神様の花

 

神様の作った花じゃないよ

神様にもあげれるくらいの

素敵な花だ

 

僕はミツバチ

惚れてるミツバチ

ミツの代わりに痛みをつめて

どっかにブンブン飛んでったげる

 

まっかにはらしてどうしたの

花がなけりゃあ 僕は飢え死に

だからさ だからね

いたいのいたいのとんでけぇ