空の彼方と海の底

ぼくらの大地は光を浴びて

ぼくらは大地を埋め尽くし

ぼくらはぼくらでやってみるけど

なんでこんなに狭いのだろう

空でも海でも

行けるものなら行ってみたいのに

 

地球の粒子に反射して

空は青いし夕日は赤く

虹やオーロラが光るけど

ぼくらはついに輝くの

たとえば波の満ち引きよりも

 

やがては消えると知ってはいるけど

まだまだ先とも思っているし

いつか輝くためにとがんばるけれど

限りもあるしと思ってしまう

 

こころとからだはくっついていて

離れた時はどうなるの

けっきょく闇に迷ってしまう

 

だってぼくらは知っている

科学の進歩は秒進分歩

テレビやニュースで知った気になってるもん

空の彼方と海の底

けっきょく最後は闇になること

 

一度も行ったこともないくせに

見たことさえもないくせに

 

ぼくらはぼくらで精一杯

それでいいと思います

 

空の彼方と海の底

夢見ていればいいのです

 

まだまだ世界は広いのですから