宇宙の楽器

遠くで多くの羽根が揺れて、立って

じゃれあう口の葉は青々に散って舞って。

駈けたら、ソファみたいだ、僕たち、転べるんだぁ。

まぁ、ねぇ、、、季節も、、、

 

窓のかたちが廊下に部屋作る。黄色い。昼下がり

ちっちゃいけど、屋根もなく、雨も入る時が来るし。でも、でも、、、

ななめの光の柱、埃あれば。僕たち、高さを見るなぁ、

あれ、なん、、、奇蹟も、、、

 

(神様いんだったら、本音聴けるよな、僕たち、ねぇ。)

(あれ。なん、、、だろう?越えて?)

(あれ。なんだよ。でも、なんだろなぁ、って、ずっと、、、。ずぅっと、さ。)

 

こころって、まぁ、宇宙の楽器なんで、さぁ

宇宙の外に、なんもなくても、響くんであって、もう、、、。

だって、光はどこで止まんのさ!

 

(宇宙があったんで、って、無視して生きんのは、さぁ。)

(残る他人がいる、って、そう、無視してるあいつらに似てんなぁ、もう。)

(ありゃ、きりきり舞いも、、、やんなかったんだぁ、、、そりゃ、羽根になんないんだ、もう。)

(僕も僕に言ってんだぁ、、、。美しく!そんなんは、後から残る他人が言ってんで。いい。いい。)

 

こころって、まぁ、宇宙の楽器なんで、さぁ、、、

あんなんは、僕ん中にもあんだ、、、けど。

僕はあんなんとはちゃうんだぁ、、、そりゃ、いいもわるいも両方で。

ひどいか、ましか、とか、そんなんも、まぁ、いっぱい溢れ出て、もう。

でも、かたっぱしから、そりゃ無理として。稲光っぽく、音光みたく、、、

 

あぁ。もう、ちょっと廊下に座るんだぁ。

また、歩き出すけど、ねぇ。光、あんだぁ、一粒で、おいしいんで、、、

生きて、浴びて、、、なんて、鳴ってんだ

 

混ざらなくて。絡んでって。

宇宙ん中にあんだぁ、「それ」、なんだなぁ、、、

 

空っぽだ。吹き抜けろ、宇宙、、、今っ!

空っぽだ。引っ掻いて、宇宙、、、今っ!

 

あぁ。もう、ちょっと廊下で寝んだぁ。

また、目、覚ますけど、なぁ。光、あんだぁ、一回で、終わるんで、、、

生きて、浴びて、、、なんて、舞ってんだ

 

ちらちらと光るんだぁ。風登る土手の草花だぁ、そんで、

僕たち、なんだよ。なぁ、、、