荷物運び

最後は、ラララ

最後は、ラララ

ぼくのなかにいる

いのちが手渡して来たなにか

それを存分発揮して

ぼくが背中に負っている

荷物を多少は減らしたい

ぼくだけの荷物というのも

あるけれど

(それだけが 幸せの森)

ぼくたちの荷物というのも

ありますね

(積み残されて 夢の島)

 

最後は、ラララ

最後は、ラララ

馬鹿笑いして

次世代が

打ち上げられる

場を作れ

(8の字を巡る9匹の蟻のように)

 

最後は、ラララ

最後は、ラララ

省みる

世界の温度が

今に繋がる

放物線を

(打ち上げたボールは落ちて来るんじゃなくって

…戻って来るんだ…)