たくさんの時間を越えて
出逢うまでの
胸の痛みは
夢を奏でるオルゴールのように
音の止むのを
待っている
此処まで辿り着き
あの日 扉を開いてから
鳴り出した
いのちの旋律は まだ
消えることを
恐れはしないけれども
心という自分の中に
幾つもの弱さを抱えてる
優しさも 子供の瞳も
なくさないかと 怯えてしまう
かわり続ける 景色の速さに
ついてゆけずに 震える心
数え切れぬ嘘をついて
叶うまでの
心の傷を
夢を奏でるオルゴールの音が
止まないように
背負っていく
あなたと巡り逢い
あの日扉を 開いてから
鳴り出した
ふたりの旋律は もう
消えることを
恐れはしないけれども
心という自分の中に
幾つもの弱さを抱えてる
哀しみも 孤独な心も
捨て切れたかと 怯えてしまう
隠し切れない あなたへの愛に
とまどうだけの 震える心
かわり続ける 景色の速さに
ついてゆこうと 震える心