いまうけとめている
やがてのいろや
またたくおとや
おもいでかおり
いまうけとめている
ひとつびとつが
つぶなんだそう
なみなんだそう
どこからきたのか
ひとなみのゆえんさえ
だれからも
きくことかなわない
ほしがかぞえきれないよ
せいざをつないでいた
ひかりいとがこんがらがって
ほしがかぞえきれない
くらやみがまぶしくて
ほしさしゆびもかみくだかれて
ほしがかぞえきれ
そこにいるひとたしかに
たしかにしっていたのに
ほしがかぞえ
みんな
たくじょうのおはじき
ざざざざざざざ
りょうてのひらで
みんな
すくいくるめたらいいのに
きらきらしながら
あたたまるまんなかから
こぼれおちてゆく
ほどけてうずまき
ふたたび
あつまり
ほしがのぼる
あしをつけた
このほしのわたしにも
ちゅうをまう
かたあしのことりにも