孤立

僕の入れない世界が

まるで世界になって

かけがえのないもの

言葉だけを憶えてく

 

風のお守りを持って

太陽の頬擦りを受け

大地の子を食しては

僕は誰なのか自問し

 

システムを把握して

無力さに無形を携え

カスタムメイドの翼

広げて空も飛べたり

 

朝になって自己嫌悪

昼になって自暴自棄

夜になってそれでも

自分を想う僕がいて

 

形を与えられたなら

歩いていけるかもね

固い無機質な道路を

柔い無期限の口癖で

 

滞りなく発展途上は

まるで夢のようでと

醜い顔を並べがちで

大嫌いと笑いたい僕