僕がこうしている間にも
水は流れて川になり
僕がこうしている間にも
君はどこかで思い出し笑いなんかしている
こっけいな僕を見てごらん
ひとりぼっちで 公園のベンチで
君の笑い顔思い出しながら
パンとジュースを食べている
日が暮れるまでここにいようと決めている
僕がこうしている間にも
雲は流れて日が暮れて
僕がこうしている間にも
君はどこかで時計を気にして電車を待ってる
こっけいな僕を見てごらん
夕暮れの中で 駅に向かって
君の気の弱いとこ心配しながら
ちょっと速足なんかになっている
君が来るまでに辿り着こうと急いでる
僕がこうしている間にも
電車が君を連れて来て
僕がこうしていることは
言葉にできない素敵な時間
こっけいな僕を見ていてよ
ひとりぼっちで 駅のホームで
君の笑い声思い出しながら
ほどけそうな靴ひもなんかをなおしてる
頭の上で蛍光灯がチカチカ点いてく
ほら もうすぐ君がやって来る
想い合ってる人々は
笑ってるのなんて離れていても分かるんだ