夢から覚めたら 頬っぺを伝う
伝わらなかった素敵な言葉に
まだまだ内緒の笑顔を見せて
向かい合っては出逢えなかった
春と呼ばれる暖かな日に
桜の木洩れ日 浴びながら
まだまだ残った幸せ抱いて
幸せなとき見せた笑顔も
いつまでだって憶えているから
哀しいときは泣くだけ泣いて
赤い瞳で 暗いベッドで
朝になったらカーテン開けたり
ホットケーキを上手に焼いたり
してほしいなら 僕でいいなら
切なさよりも優しさよりも
君を抱いたり想ったり
言葉にしたり黙っていたり
努力なんかが必要ならば
自分なりにはやってみるけど
僕が持ってる こころのライトは
切なさグラスや 優しさ飛行機
届いてなくても もし届いても
ふたりで飲み乾し ふたりで飛べたら
君が泣いたら僕のライトで
涙の粒も七色の虹
土砂降りの夜 つぶれた君を
おんぶしながら ドラマみたいと
桜並木を見上げて歩いた
濡れた体に舞い散るものは
哀しみなんかじゃないと信じた
雨宿りする 外灯の下
寝顔の頬の 桜に寄せて
き・み・が・す・き・だ と
つぶやいて みて