時計を止めて
時間が流れます
後ろ姿しか知らないままでも
花が咲きますように
祈れますように
眠れない夜に
鳥が翼をくれました
明け方の雨に打ちのめされても
花が咲きますように
祈れますように
僕がいなければ
咲かなかった花たちも
僕がいなくなっても
咲きますように
虹が砕けても
持ち寄った日から
花が咲きますように
祈れますように
涙を知って
雷から守るものができても
花が咲きますように
祈れますように
そして
花が咲いたら
花が枯れますように
花が枯れますように
ただ祈れますように
SoratoTSUBASAGI/POEMsSite