今夜

きみへ

ぼくから

冬の夜の空

一人の帰り道

見上げていたら

小さな星がひとつ

中くらいのがひとつ

青いのやら赤いのやら

だんだんとふえてふしぎ

涙がまたなぜだか零れきて

思いで

をよび

心にひ

を灯す

から星

が滲み

まるで水のむこう

手をさしのべれば

すくいとれそうで

すくいとれたらと

思うときみがいて

 

だから星を集めてそれで星を集めて

二人で笑うんです二人で笑うんです